岐阜県飛騨市にあった「道の駅 飛騨古川いぶし」は、残念ながら2025年6月13日付で「道の駅」の登録が取り消され、閉駅(廃業)となりました。
道の駅の登録取り消しは、中部地方では初、全国でもわずか5例目という極めて異例の事態です。
登録取り消し・廃業に至った背景
かつては「いぶし銀命水」と呼ばれる湧き水や、珍しい「白いツバメ」が飛来することで話題を集めた駅でしたが、以下の要因が重なり継続が困難となりました。
交通量の激減: 2008年の東海北陸自動車道の全線開通により、並行する道路(主要地方道古川清見線)の通行車両が大幅に減少しました。
深刻な人手不足: 運営を担っていた地元住民組合の高齢化が進み、施設の維持管理やスタッフの確保が限界に達しました。
経営難: 利用者の減少に伴い赤字が続き、2023年11月から休業状態に入っていました。その後、新たな運営主体を公募しましたが、引き受け手が見つからず廃業が決まりました。
現在の状況(2026年2月時点)
2025年6月の閉鎖以降、以下のようになっています。
施設の完全閉鎖: 建物は施錠され、中に入ることはできません。
トイレ・駐車場の利用不可: 以前はトイレのみ開放されていましたが、登録取り消しに伴い、現在は駐車場および24時間トイレも閉鎖されています。
スタンプ・記念カード: もちろん押印や購入はできず、中部ブロックのスタンプラリーからも対象外となっています。
基本情報(廃止時)
| 項目 | 内容 |
| 旧所在地 | 岐阜県飛騨市古川町畦畑2173-1 |
| 開駅日 | 2004年4月11日 |
| 登録取消日 | 2025年6月13日 |
| 理由 | 経営難、高齢化による人手不足、交通量減少 |
⚠️ ご注意
カーナビや古いガイドブックにはまだ掲載されている場合がありますが、現在は休憩スポットとしても機能していません。ドライブの際は、近隣の「道の駅 アルプ飛騨古川」や「道の駅 ななもり清見」などを利用するようにしてください。
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